++松戸市の矯正歯科医ブログ++

2009年09月08日の日記

セカンドオピニオンから学ぶこと
先日このような質問がありました。 
『娘の出っ歯の治療で6年通いましたがまだ治療が完了していません。
前歯の隙間がなくなるようにと矯正をお願いしたのですが、多少は改善されているもののまだ隙間が開いています。
転院を決断し、先生に返金をお願いしましたが、全く改善されていないわけではないことと、これまでの治療に費用がかかっているので全額は返金できないといわれました。
転院先では一からの治療ということで、費用的には最初に払ったのと同額位かかりそうです。
目的を達しておらず、最初と同じ額の費用が新たに発生するので、全額の返金を要望したいのですが、それは無謀なことでしょうか?』

このようなご質問でした。矯正歯科は始めてしまうと結果が分かるまで長い期間のかかる治療です。
残念ながら、治療前から十分に御自身が信頼できる矯正医を選んでいなかった結果だと思います。


回答
はじめまして、アーク矯正歯科院長の佐藤です。
お子様のことですからご心配ですね。心中お察しいたします。
ご質問の情報だけですと、主治医の矯正技術や経験、お子様が何歳にどのような治療内容で始め、何を目標にした治療のどの程度の治療ステップに進んでいるかなど分かりかねますが、お答えできる範囲でお話しいたします。

本来は主治医から治療の目標、経過や今後の予定の説明があると思いますが、納得したお話し合いができないとのことなのでしょう。
矯正治療の場合、誤解や理解不足ということもありますので十分にお話し合いをされることを第一にお勧めいたします。

転院を選択された場合は継続治療や転院のシステムがある医院とない場合では大きな差があります。
まず精算に関しては、いろいろな形で行われていて、院長の裁量に寄るところが大きいのが現状です。
ただ私ども多くの矯正専門開業医が所属しております、『日本臨床矯正歯科医会(矯正医会)』では、転院手続きや治療費の精算がスムーズに行われるように、全国会員(約470名)間での転院システムがあります。
もともと転勤などでお引越しされる方のためにあるものですが、治療費は治療ステップの進行度合いに応じて精算されます。
また紹介された医院でも、今までの資料や治療方針などが引き継がれるため、今までの治療費を考慮したうえでの継続治療の費用が設定されます。

このように技術的にも費用的にも安心して頂けるような仕組みを持つ学術団体に属することも矯正歯科医院選びの重要なポイントと言えるかもしれません。
また矯正歯科の技術的な評価としては日本矯正歯科学会の認定医や専門医制度なども参考にされるとよいでしょう。 

今回の精算金額に関してはあくまでも現主治医との話し合いで決まりますが、全額返金は難しいと思います。
これからは矯正歯科医選びを慎重にされて、お母様も矯正治療を詳しく知っていただき、より良い治療結果が得られるように取り組まれることを願っております。


2009年09月08日(火)   No.61 (矯正歯科ブログ)

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2009年09月08日(火)
セカンドオピニオンか..

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