いろいろな診療体制で矯正歯科が行なわれていると聞きましたが、何がどう違うのでしょうか？
いざ矯正治療の相談に行こうと思っても、お近くの歯科医院や駅前の矯正歯科専門医院など、どこに行けばよいのか迷うと思います。大まかに分けてご説明しましょう。
矯正歯科治療を行なう診療所の形式の違いとして、矯正歯科治療を専門で行う場合（例えば大学病院の矯正歯科や矯正歯科専門開業医院）や一般歯科医院の一つの科として行う場合（矯正担当医が常勤の場合、月に何度か非常勤で来る場合）などがあります。
簡単に特徴を言うと、大学病院では経験豊かな先生が必ず在籍していると思いますが、研修機関としての若手の育成の場でもあります。
専門開業医院は、矯正歯科臨床の経験や治療体制は一般的に確立していますが、院長個人の考え方が反映される傾向（良きに連れ悪しきに連れ）があります。
一般歯科医院の矯正歯科としては、比較的お家の近くで虫歯なども治療できる便利さや、信頼関係が成り立っている安心感があります。ただ矯正治療を実際に行っているドクタ−が常勤か非常勤なのか、臨床経験、実績や診療の体制はどうなのか、多種多様でつかみにくい場合があります。
このように医療機関それぞれの特徴もありますが、いずれにしても実際に足を運んで話を聞いたり、質問してご自分からも情報収集することをお奨めします。矯正治療を始めるにあたって、相談も一ヶ所に限る必要もありませんし、矯正治療を行うドクターも相談だけでも歓迎すると思います。
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