早期治療の方針によって使用する装置の種類や個数または治療目標などが決まるため、期間もひとそれぞれ異なります。 処置期間は3ヶ月から1年間ぐらいの範囲が一般的です。 この期間はひと月に一度ぐらいのペースで通院していただき、装置の調整などを行います。 処置期間のあとは安定または固定するのを待ちながら、経過を追っていきます。 保定装置というマウスピースのような取り外し式の装置を、就寝時中心に使用していただき、安定を図ります。 途中、永久歯の萌出交換があるため、二次治療で行うような厳密な固定はできませんが、可能な限り状態を保つ試みをします。 この経過観察は1年〜2年間ぐらい定期検診を3ヶ月に一回程行い、状態を確認していきます。
最後に永久歯列になった段階で、もう一度歯列咬合を確認し、2次的治療の必要性を 話し合います。
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