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2009年05月11日の日記

矯正治療を始めるにあたってのお悩み その7
転院に関してのご相談をお受けしました。
矯正治療は長期に渡るため、この方のように途中でいろいろな生活の変化が訪れることがあります。
いざ、お引越しなどの際に始めて考えるのでは遅すぎます。
治療を始める前に確認されるとよいと思います。


 質問『幼少時から右の上の前歯の2本目と3本目が生えてこない状態で約10年前から矯正歯科に通院しています。最初は1本分の隙間しかなかったため、2本分の隙間ができるように矯正し、手術もして現在通常の歯よりも小さいけれど、生えてきているようです。

 前の職場の近くで現在は遠いために経済的にも通院が困難なので近くで通院したいと考えています。

 最初の頃に30〜40万を支払い、その後の診察時に毎回5000円を支払っているとのことです。もし、他の病院にかかっても同様に数十万支払いすることになるのでしょうか。

 また、精神的にも不安定のようで本当は、歯も磨きたくないし食事もしたくないと話しています。それもあって通院しやすい近くの医院・病院にしたほうがいいのではと思うのですが、転院が望ましいのでしょうか、このままがよいのでしょうか。

アドバイスよろしくお願いいたします』



回答 
『はじめまして、アーク矯正歯科院長の佐藤です。
転院に関しては、皆さまお悩みの多い点だと思います。
私の所属する日本臨床矯正歯科医会では、転居などによる転院の際に全国の会員間で転院システムが確立されており、治療費なども考慮され、安心でスムーズに行うことができます。
しかし矯正専門医やこの会員でないと、転院に際しての決まりはないことが多く、院長個人の采配になります。
従って、院長に相談して話し合いをされることをお勧めいたします。このまま治療を進めた場合だとこれからの治療費や期間などがどうなるのか、また転院先の紹介やそこでの費用なども確認しておくとよいと思います。 』

回答に対しさらにご質問です。

『返信ありがとうございます。
姉の通院している病院のホームページを確認したところ、日本矯正歯科学会専門医および認定医を取得されている先生のようです。
ご回答のような先生の所属されている会と同じでしょうか。』




回答 
『お返事遅くなり申し訳ございません。
日本臨床矯正歯科医会は、矯正歯科専門の単科開業している専門開業医の組合のようなものです。
日本矯正歯科学会とは別団体です。ただ私もそうですが、重複して学会にも所属していることが一般的です。
転院に関しては、主に開業医同士が行うのでこのような矯正歯科専門開業医の集まりでないと取り決めがされていないのが現状です。
現在の院長が入会なさっているかは、ご相談される時にお聞きしてみてください。』


2009年05月11日(月)   No.55 (矯正歯科ブログ)

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